今回のブログでは、建設業許可を取得後のビジネス展開について、詳しく解説します。
建設事業者様において、建設業許可を取得した後は、
どのように事業が展開して行くのかが、一番の関心事だと思います。
この許可は、単なる形式的な手続きではなく、事業の成長と信頼性の
向上に直結する重要な要素となります。
取得後のビジネス展開
1、多様なプロジェクトへの参入
建設業許可を取得した後のビジネス展開としては、多様なプロジェクトへの参入が可能になります。
特に公共事業や大規模な民間プロジェクトへの参加が現実的となり、これらの
プロジェクトは安定した収益をもたらすだけでなく、実績として今後の
営業活動にも大いに役立ちます。
許可取得企業としてのステータスを活かし、積極的に新規案件に挑戦しましょう。
公共工事の入札をするには、建設業許可を持っていることが、前提となります。
また、大手元請の工事施工に関わる場合は、建設業許可
を持っていることが、要求される事が多いです。
2、事業領域の拡大
許可を取得した後は、事業領域の拡大を検討することが重要です。
例えば、新たな建設分野への進出や、関連サービスの提供を開始することで、
収益源を多様化させることができます。また、許可の範囲を広げることで、
より多くの業務を請け負うことが可能となり、事業のスケールを
拡大することができます。
公共工事は大規模なものだけではなく、地場の建設事業者様
が、工事施工できるものも沢山あります。
建設業では自社が川上に立つことが、最も重要です!
3、マーケティングとブランディング
許可を取得したことを積極的にマーケティングやブランディングに活用しましょう。
ホームページやパンフレット、営業資料に許可取得の事実を明示することで、
クライアントや取引先に対する信頼性をアピールできます。
また、SNSや業界メディアを活用して、許可取得を広く知らせることで、新規顧客の
獲得にも繋がります。
建設業許可を取得すると信用度が圧倒的に増します!
もし、お客様が建設業者をインターネットで探していた時に
御社のホームページに許可番号が載っていたら…。
また、銀行からの融資を受けやすくなると聞くこともあります。
4、内部体制の強化
許可取得後は、内部体制の強化も重要な課題となります。
特に、労働環境の整備や安全管理の徹底が求められます。優秀な人材の確保と育成のためには、働きやすい環境を整えることが不可欠です。
また、定期的な研修や教育プログラムの実施により、従業員のスキル向上を図りましょう。
許可を取得するには、一定の経営経験がある者や国家資格のある者等がいなくてはなりません。
許可取得後は、事業の永続的な運営のために、そのような資格者を育成しましょう。
5、業界ネットワークの構築
許可を取得したことで、業界内でのネットワーク構築が容易になります。
業界団体や協会に参加し、他の企業や専門家との関係を築くことで、情報交換や共同プロジェクトの機会が増えます。
これにより、新たなビジネスチャンスの発見や、技術・ノウハウの共有が進み、事業の発展に繋がります。
全2回のまとめ
建設業許可を取得することは、新規事業者にとって多くのメリットをもたらします。
社会的信用力の向上、受注機会の拡大、取引先からの信頼獲得、人材の確保と育成、法令遵守とリスク管理といった様々な利点があります。
また、許可取得後は、多様なプロジェクトへの参入や事業領域の拡大、マーケティングとブランディング、内部体制の強化、業界ネットワークの構築といったビジネス展開が可能となります。
これらのポイントを踏まえ、建設業許可の取得を目指し、事業の成長と発展を図りましょう。
第1回目の「建設業許可を取得すメリット」は下記からご覧ください。
https://kaneko-gyouseisyoshi-funabashi.com/blog1/2024/06/05/con-merit-1/
千葉県で建設業許可を取得を検討されている方は
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